Web小説紹介:賢者フィロフィーと気苦労の絶えない悪魔之書
今回紹介するのは「賢者フィロフィーと気苦労の絶えない悪魔之書」です。
前向きすぎてサイコな少女が主人公の小説ですよ。可愛い悪意を持ってる感じ。
あらすじとしては、魔法を使うことに憧れを持って努力していたが魔力がないことが判明したところから始まります。
そのあとにタイトルにもある悪魔之書が出てくるのですが、実は作中の内で一番の常識人で苦労人になるくらい主人公のフィロフィーははっちゃけるのです。
最初に読んでみてフィロフィーの性格が受け入れられない人は読むことはおすすめ出来ません。この自分の欲望に忠実なフィロフィーのドタバタがメインですからね。
では、キャラクターを楽しむ小説なのか?というわけではありません。
章ごとに推理小説なサスペンスが挟まれていて物語としても楽しめます。
小説を書かないのでどんな苦労があるのかは想像でしかないのですが、頭のいいキャラを書くのは難しいのではないかと色々な小説や漫画、映画などの創作物を見るたびに思います。
頭のいいキャラを書く際のよくある表現としては、周りをバカにすることで相対的に賢くみせるという手法ですね。正直この手法を取られると個人的にはすごく萎えるですけどね。
その点、この作品では賢く書きたいキャラを実際に賢く書けている気がするのがおすすめで紹介する点です。それでも完璧にするのではなく人間味を感じれるところが良いですね。だって作者は全てを知っているのですからそれと同じだけ知っているキャラを作れば何でも知っている賢そうなキャラは出来てしまいますから。
難点を一つ上げるとしたら現在3ヶ月程止まっているというところでしょうか。
それくらいは全然待つのですが、やっぱり今後の更新が心配になります。なので、皆様に紹介して沢山の人に読んでいただければ作者様のモチベーションも上がって早く更新されないのかと下心です。
https://ncode.syosetu.com/n2066cv/
蛇足:
まぁ賢いキャラが出てきそうなサスペンスや推理の小説は好んで読んでないので、実際は当たり前のように賢くかけているのかなぁと思ったります。
個人的な好みで小説は非現実を味わいたいので、そういったジャンルを好んでしまうのは仕方ないのです。はい。