Web小説紹介:ノームの終わりなき洞穴
今回紹介するのは「ノームの終わりなき洞穴」です。
ファンシーで捻くれていて楽しい感じかと思ったら割と簡単に人が死ぬお話ですよ。
さて、今回紹介するノームの終わりなき洞穴は完結済みなのですが、ノームの終わりなき洞穴シリーズとして続編の「ノームの終わりなき道程」が只今連載中です。
むしろのその連載を見てこの作品を思い出しました。
ファンタジーとしてはよくあると言えばよくあるような、天然の妖精と捻くれた錬金術師のお話です。
ものすごく簡潔にいろいろと省くと、宝石の妖精であるジュエルの生まれ故郷"宝石の丘"へ行って一攫千金!っていう展開です。
主人公のキャラクターは、頭は良いけど性格が捻くれていて斜に構えているがほんの少し人情があって小悪党みたいな感じです。個人的には好きですね。嫌いな人もいそうなタイプですが。それで天然の妖精との絡みはコントのようで楽しめるますよ。
ストーリーについてなのですが、ぶっちゃけますと話のオチがそうなるのか!って思いましたね。この作品は。
それが印象が強すぎて次回作である「ノームの終わりなき道程」も読んでいたはずなのに内容が記憶に残ってないくらいです。結構前に読んだからってものあるのですが。
冒頭でも述べましたが、割と簡単に人が死ぬだり、主人公の性格も好き嫌いが分かれるものなので最初の方を読んでみて、問題なさそうなら最後まで読んでみるといいですよ。
後半の展開を期待して読んでみてくだいさいね。
https://ncode.syosetu.com/n1901bi/
ここからオチのネタバレもある読書感想文。
続編の方は、正直記憶に残ってなく最初の方から読み直し中のためノームの終わりなき洞穴のみの読書感想文。
オチって救いのあるバッドエンドなんですよ。
個人的な好みはハッピーエンドなんですよね。だからといってバッドエンドのものを否定する訳ではないですし、そういったものも読みます。
何が言いたいかというと救いのあるバッドエンドは最後まで救ってやって、ハッピーエンドになってほしいんですよね。
もうちょっと助けてやれば……みたいな感じはもやもやって残ってしまって辛いので。そのもやもやで記憶が何度もリフレインしているせいで、オチの印象が強すぎですからね。記憶に残したいって目的なら達成してますね。
バッドエンドは完膚なきまでにバッドエンドになって救いはないってなると、逆に気持ちよく読了感を持てます。
ので!次回作である「ノームの終わりなき道程」で救わる展開だったよね?って読み返したいと思います。